ペットボトルとキャップを分別する理由ってなに?意外と知らない真実
みなさん、一度はこんな経験したことありませんか?
ペットボトル専用ゴミ箱に、キャップを外し2つに分別して捨てる、そんなゴミ箱の中が気になり中を覗いてみると…(ゴミ箱の中覗くのお前だけだよ!!)
「ゴミ袋が一つしかない!?分別した意味ねえじゃねえか!!」
そうなんです。
実はこのゴミ箱に限らず、ほとんどのペットボトルゴミ箱は
本体とキャップを分別して入れても、中で同じゴミ袋に収まるのです。
この記事では、その分別する理由に迫ります。
分別する理由は?
理由①
ペットボトルといえば、プラスチックリサイクルの王様ですが、そのリサイクル過程で私たちの分別が必要になってきます。まずペットボトルは、工場でボトルとキャップに分別されます。
その分別の仕方というのが、水に浮くかどうか、つまり、「重さ」なんです。
水の中で試すと分かりますがボトルは沈みますがキャップは浮いてきます。
そう。皆さんお気付きの通り、
この分別をするには、あらかじめキャップを外しておく必要があるのです。
理由②
もう一つの理由はペットボトルを回収する方法にあります。
回収業者は回収したペットボトルの体積を小さくするために、ペットボトルをプレスします。そのとき、ペットボトルのキャップが閉まっていたらどうなるかは、もう明らかですよね。
そうです。ペットボトルが破裂します。破裂により残骸が飛び散ったり、回収業者に怪我を負わせることになるかもしれません。業者側はいい迷惑です。
そんなことをキャップを外すだけで防げるのならそうしたいですよね。
まとめ
ペットボトルの分別の理由をまとめると、
- 工場での分別に必要だから
- ペットボトルが破裂して危ないから
が大きな理由です。
みなさんも、これからはペットボトルを捨てるときの分別は面倒臭がらずに、しっかり分別しましょう!